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OVER THE RAINBOWの荒牧明楽です。
年末年始は帰省しなかったため、空いた時間は本を読んで過ごしました。
元々本を読むスピードが凄まじく遅い私。
10ページくらいでソワソワしだすかウトウトしだす私。
それでもスッと集中して読めちゃった『心感覚』
対談形式だからスラスラいけるので助かりました♪
人間が本当にわかり合うことなんて無理だ
そう諦めている人には特に読んでもらいたいなって思います。
私自身、世界から争いを無くしたくて学生時代から奮闘してきましたが、どんな組織に入っても人間関係のいざこざが絶えなくて、繰り返される衝突に絶望していました。
本書のサブタイトルにも入っている「正しい絶望からはじまる究極の希望」
そして、表紙面のそでの部分に記載されている「始まりにないものは終わりにもない。今ここの“認識”に勝てば、人類は勝利する」というメッセージ。
もう無理だと諦めかけていたあのときの私にとって、この言葉は絶対心に響いたはずです。
人間がわかり合えない原因は人間共通の脳の限界であること。
脳の機能的な限界だから、仕方ないことなんです。
多様性を認め合うことの難しさを感じてモヤモヤしている人は、すごく納得できると思うししスッキリするはず。
自分のせいでも誰かのせいでもないから、誰にでも優しくなれる本だと思います。
そこで終わるのではなくて、解決策まで提示されているから、この先どうすればいいのかが垣間見えます。
日常とつながる具体例も多くて、自分とつなげて理解もしやすいです。
争いの原因は無意識の偏見や固定概念にあると確信してきましたが、どれだけ多様性を大切に生きてきた私でも、本書でいうオールゼロ化ができず、脳の観点1つに固定されていた状態で長いこと苦しみました。
正しく絶望することができたら、これから希望を持てる。
私ももう一度本を読み返して、しっかり心感覚を掴んでいきたいと思います!
SDGsやダイバーシティなど組織づくりに関わる人は絶対に読んで欲しい一冊です。
一緒に読書会できる仲間も大募集♪